2011年8月25日木曜日


つい最近購入した現在改装中のバスで福島、
BankARTともゆかりのある田村市のUDCTへ。
ここは、僕らのプロジェクトを推進してくださった故北沢猛氏と深く関わりのある街だ。
原発から近いということもあり、30キロ圏内の人たちを受けいれている。
仮設住宅が連なっているのをみるといろんな意味で涙がでてくる。
何人かを近い時期に新・港村に招待する予定だ。

次に福島県立美術館。
新・港村にも参加している作家、開発好明さん企画のデイリリーアートサーカスというキャラバンが、展覧会を開催していた。
毎日作品を巡回し、現在は東北をまわっている。
学芸員の方から、美術館、隣接する図書館の被災状況や、福島市内の現状等を伺う。
美術館入口には計測した放射線量値を張り出しており、毎週計量をしているようだが、
美術館には線量計がないため、県から借りているので、計量は週一回が限度なのだそうだ。
必要なところに、必要なものがあるべきだと、思った。