2011年8月27日土曜日

「展覧会のみかた、カタログのつかいかた」開催


スクール校舎では、美術検定実行委員会による講座が開催されました。
前半は数人に分かれてのグループワーク形式で講師から様々な展覧会のカタログについてのディスカッション
、後半はトークセッションで展覧会カタログにまつわる裏話などで盛り上がりました。
質問、意見が次々と飛び出し、スクール校舎は活気に溢れていました。


サマーキャンプ報告会


今日はアーキエイドのプロジェクト、宮城県の牡鹿半島で行われたサマーキャンプの報告会が開催されました。
牡鹿半島、東浜地区での調査、地域コミュニティへのヒアリングの結果報告、つづいて会場でのディスカッションが行われました。震災の被害状況の調査結果の解説、今後の対策についてのプレゼンテーションと非常に内容の濃い2時間でした。
この報告会は7回にわたって会期中に開催される予定です。是非、参加してみてください。




2011年8月25日木曜日


つい最近購入した現在改装中のバスで福島、
BankARTともゆかりのある田村市のUDCTへ。
ここは、僕らのプロジェクトを推進してくださった故北沢猛氏と深く関わりのある街だ。
原発から近いということもあり、30キロ圏内の人たちを受けいれている。
仮設住宅が連なっているのをみるといろんな意味で涙がでてくる。
何人かを近い時期に新・港村に招待する予定だ。

次に福島県立美術館。
新・港村にも参加している作家、開発好明さん企画のデイリリーアートサーカスというキャラバンが、展覧会を開催していた。
毎日作品を巡回し、現在は東北をまわっている。
学芸員の方から、美術館、隣接する図書館の被災状況や、福島市内の現状等を伺う。
美術館入口には計測した放射線量値を張り出しており、毎週計量をしているようだが、
美術館には線量計がないため、県から借りているので、計量は週一回が限度なのだそうだ。
必要なところに、必要なものがあるべきだと、思った。







2011年8月23日火曜日

「新・港村の建築」PHスタジオ


毎週火曜日の夜は、BankART school 「新・港村の建築」の講座。今夜はPHスタジオの池田修さん、中川達彦さん、細淵太麻紀さんがゲスト。
美術だけではなく、建築設計と幅広い活動をご紹介いただきました。
都市的な視野を持ちながら、美術や建築の枠にとらわれない活動をされているPHスタジオ。
最後に、12年にも渡って行われている広島灰塚のアースワークプロジェクトをご紹介いただきました。
本田孝義監督により映画化された「船、山にのぼる」を少し鑑賞して終了。
来週は、新・港村のAゾーンをメインに設計いただいたコンテンポラリーズの柳澤潤さんがゲストです。お楽しみに。


だがねランドワークショップ

今日はBゾーンに子どもがつくるまち"だがねランド"から"だがね図書館"が移築されました。
この夏のワークショップで子ども達によって設計、制作された作品です。
運び込まれたパーツが手際よく組み立てられていきました。


2011年8月22日月曜日

BankART school 新・港村の美術


スーパースクールでのBankART school 第2回。
毎週月曜は「新・港村の美術」と題して、今回のプロジェクトに参加いただいているアーティストの方に、
これまでの活動の話から、この新・港村での作品についてや今リアルタイムで進行しているプロジェクトのお話など、
作品を見せていただきながらお話を伺う講座となっています。
今日のゲストは、深沢アート研究所のカブさんと松本秋則さん。深沢アート研究所は、入口前に大きなバスケットの植栽の作品。
フラワーアレンジメントをコンセプトに制作されたのだそうです。
竹林のサウンドオブジェの松本さんからは、竹から生まれた様々な作品を紹介していただきました。
まか不思議な音が鳴りだす作品にみんな驚きです。
スクールは来週も続きます。お申込も受付しておりますので、詳細はHPをご覧下さい。




2011年8月21日日曜日

フランシス真悟展会場でパフォーマンス


HHギャラリーで開催中のフランシス真悟展会場で、踊るのは相良ゆみさん。クラシックバレエから舞踏まで踊る、若手ダンサーです。20分ほどの短い時間ですが、ゆっくりと空間を探るように動きながら、フランシス真悟さんの宇宙を漂う静かな踊り。作品空間に人間の身体が入ると、いつも見ているのとは違う奥行きが現れてきて、また新しい目で作品を見られる気がします。新・港村では小さいけれども見逃せないイベントが毎日起きていますよ。




トーマス・メイによるワークショップ

AゾーンのblanClassブースでは、トーマス・メイによるワークショップが行われました。
参加者が16cm×1cm×1cmの木片からナイフで草の葉を作るというもので、
一つ一つの草が彼の作品になります。皆黙々と作業に没頭していました。
この日でき上がった新しい草は60本、作品の一部として使われるのが楽しみです。