2011年10月1日土曜日

+night 開催


19:30からAゾーンのスクール校舎ではblanClassによる+nightが開催されました。
今日のゲストはアーティストの佐々瞬さん。
一つの映像を鑑賞しながら、佐々さんが即興で物語を書いていくというもの。
同じ事象を見ながらも、会場にいる人それぞれ同じ事実を共有することは
できないというテーマの作品とのこと。腑に落ちるような、落ちないような、不思議な体験を共有した1時間でした。





サマーキャンプ報告会8


今日はAゾーンのスクール校舎でアーキエイド主催のサマーキャンプ報告会が行われました。
7月に石巻市牡鹿半島でのヒアリング、フィールドワークの活動報告、第8回目は鮎川浜を担当したY-GSA小嶋一浩スタジオと網地島を担当した東京理科大学理工学部安原幹研究室+有志+SALHAUSの2チーム。模型やスライドを中心の発表、活発な討論がおき熱気のある発表となりました。






石巻プチマルシェ、オフ会開催


先日より始まった「震災とクリエイティビティ」の関連プログラムとして、石巻2.0による「石巻からの出張プチマルシェ」と、「石巻の人による石巻の人のための復興の現在を語る会/石巻オフ会」が行われました。「プチマルシェ」では、津波で被災したラベリング前の缶詰を、ボランティアが集めてきれいにしたという「希望の缶詰」が人気を博していました。石巻は水産加工業が有名で、主にはイワシやサバなどの缶詰なのですが、この缶詰は開けてみるまで何の缶詰なのかがかわからないということと、その売上げは被災した加工工場に全て還元されるということで、金色のピカピカの缶詰を複数購入される方もいました。その後のトークも白熱し、石巻の復興へ向けて、若いクリエイター達が真剣に考える姿は、深い感慨を覚えるものがありました。







シンポジウム「YANO」開催


Cゾーンの新・港村ホールで大野一雄フェスティバルの関連プログラムとして、
シンポジウムが開催されました。
テーマは、矢野英征という、1970年代から80年代にかけてフランスで活躍した日本人舞踊家のことです。

日本では全く知られていませんが、矢野英征はフランス現代舞踊の創生に大きな影響を与え、今なお人々の記憶に残る舞踊家です。フランスでは数年前に「YANO」という分厚い本も出版されました。
このシンポジウムでは、矢野さんと個人的にも親しく、日仏での公演を見てきた舞踊評論家、長谷川六さんに基調報告を頂きました。




2011年9月30日金曜日

大野一雄フェスティバル2011オープニング



大野一雄フェスティバル2011が始まりました。
大野フェスは2004年から始まり、今回で第8回を迎えます。年も全体で50数名の参加者とともに、約1ヶ月間14回の公演と、展示、シンポジウムなどを行います。海外からはフランス、アメリカ、中国といろいろな国から参加してもらいます。オープニング公演は、フランスのコンテンポラリーダンスを代表するカリーヌ・サポルタによる作品「Taste
of Life」のプレビューで幕を開けました。出演はカリーヌ・サポルタカンパニーのテス・ブランシャールと大野フェスではおなじみのプロジェクト大山。多くの皆さんにお越し頂きました。




Under35ギャラリーオープニング


Under35シリーズの第4弾は「大西麻貴+百田有希」の建築ユニットと「淺井裕介」の二本だて。30日夜はオープニングパーティ。under35ギャラリーで展示を行なった大西チームは、五十嵐太郎氏が推薦。28歳にして既に完成した建物があるというスーパースピードデビューのチームだが、今回の展示をみさせてもらってそのレベルの高さとセンスは定評通り。HHギャラリーで展示を行なった村田真氏推薦の淺井さんは、最近国内外の重要な展覧会にひっきりなしに招聘されており、既に中堅の様相を帯びている。展示は、熊本県立美術館での展示の再構成。
Under35のプログラムは、2週間ずつなのであっという間に過ぎてしまいますが、質が高い展覧会が続いているので、是非皆さん何度でもどうぞ。








2011年9月28日水曜日

Pubトーク開催


水曜の夜はスーパースクールPubトーク。
今回のゲストはHHギャラリーで個展を開催していた藤村 豪さん、内野清香さんと先週台風のために延期になったUnder35ギャラリーで個展を開催していた成瀬友梨さん、猪熊 純さんの2組です。
今回の出展している作品のコンセプトや最近の取り組みについて1時間半お話いただきました。






2011年9月27日火曜日

新・港村の建築 vol.7


スーパースクール「新・港村の建築」の第7回目。
今回はゴーヤカーテンを制作した石井造園、石井直樹さん。エントランスに展開したゴーヤカーテン、天候や海沿いの環境など様々な困難に立ち向かった体験をお話いただきました。





2011年9月26日月曜日

新・港村の美術 vol.7


スーパースクール「新・港村の美術」の第7回目。
今回はBゾーンの未来郵便局やブース制作をされた開発好明さん。新・港村での展示や、震災後独自の活動としてトラックにアート作品を詰め込み西日本から東日本へ移動しながら行った展覧会デイリリーアートサーカスについてなど、じっくりお話いただきました。





2011年9月25日日曜日

世界のアートイニシアティブ3


新・港村では、「海外のアートイニシアティブチーム」を数多く招いていますが、
そのレクチャーシリーズの第3弾。
今回はイギリスから、様々な形式で社会と自然と建築環境の活性化の研究に取り組んでいるArtgene(アートジーン)のマディさん、シンガポールから写真、ビデオ・アート、映画の発展に中核的役割を果たしてきているObjectifs(オブジェクティフス)のシャルメーヌさんが登壇。それぞれこれまでの活動の紹介、今後の展望についてお話をいただきました。




「被災地の漢たち」開催


アーキエイド主催による「被災地の漢(おとこ)たち」シリーズ。
4回目のゲストは七ヶ浜町役場政策課 遠藤裕一氏。聞き手は渡辺真理氏、下吹越武人氏、城戸崎和佐氏の3人の建築家。 七ヶ浜町は産業の町ではなくどちらかというと仙台市近郊の生活中心の郊外の町。 遠藤氏は自身も被災者であり、避難所で生活しながら、町の復興計画策定を最前線で牽引している。 災害時は、様々なインフラが寸断され、町から情報を出すこともままならなかったが、 個人の方がボランティアで立ち上げたものをそのまま活用しているという現在の七ヶ浜町のウェブサイトは、かなり整理されて充実している。 現在はアーキエイドがアドバイザーとしてかかわり、復興建築の設計者選定プロポーザルの公示にまでこぎつけている。 復興は急がなくてはならないが、建築等のハードは残るものであり、きちんとしたものができれば、地域の財産ともなりえるもの。 思考の柔軟さや明快さは、災害という有事にあっても重要で、それが都市の問題をより高次に解く原動力となりうるということに、 都市の未来の可能性をかいま見た気がしました。



「サウンドモンタージュワークショップ」開催


今日はAゾーンのスクール校舎でSMF(サイタマ・ミューズ・フォーラム
)によるワークショップが開催されました。日常の音を使って電子音楽を作るという内容で、様々な音を利用して共同で曲を作り上げていきます。最後は完成した曲を皆で聞き、自分たちで作った曲にみんな満足そうでした。





「風ヲツクル@新・港村」開催



今日は14:00からAゾーンでダンスユニット"転々"による、公演が行われました。
彼女達は場所の特性を利用した、演技を行うということが特徴のグループ。
Aゾーンの特徴的な回廊やブースの合間を利用して、軽やかに演目が進み、大勢のお客様が足をとめて見入っていました。