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2011年10月23日日曜日

大野一雄フェスティバル2011                     Special Program 「新・港村版 御殿、空を飛ぶ」


今からもう17年前、大野一雄と舞踏家、音楽家、写真家ら総勢100人を越える参加者とともに「御殿、空を飛ぶ」という公演が、当時まだ廃墟のようであった新港埠頭の3号上屋で行われました。その倉庫は取り壊されてしまいましたが、今回は、同じ新港埠頭の新・港村で、「新・港村版 御殿、空を飛ぶ」を開催しました。それぞれの出演者が新・港村のいろいろな空間を使い、観客は移動しながら見ていく回遊型公演です。 

最初は暗い水辺をバックに抽象的な動きを展開する大橋可也& ダンサーズ



















Aゾーンの未来都市で背中に宇宙を描く男、村田峰紀さん。バックに流れるのは土方巽の肉声ではないですか。



















Cゾーン、動物園に現れた創作ダンス、アンサンブル・ゾネ。




















新・港村ホールでは、なんとボクシングの世界チャンピオン李冽理が登場。
ダンスのフェティバルなのにボクシングやってる、 と思っていると、ベーシスト井野雅義さんと岡登志子さんの即興が始まる




























Dゾーンはがらりと変わって、学ラン姿の梅棒の群舞とフォーマルスーツの大野一雄舞踏研究所研究生がバラの花を持って踊る。 大野慶人さんがバケツを持って現れるて消える。なんだかますます不思議なことに。 アカペラで歌う赤い靴ジュニアコーラス。じつは1993年の公演に出演した人たちだそうです。





















最後は海をバックにウサギの耳の大野慶人さん、大野一雄の指人形も登場して終幕です。


2011年10月22日土曜日

大野一雄フェスティバル2011                      New Piece Project 藤本隆行 「Node / 砂漠の老人」



昨年はNYKホールで インスタレーション作品「Time Lapse
Plant」を発表した、藤本隆行さんが、舞踏とテクノロジーを出会わせる意欲的なプロジェクト「Node /
砂漠の老人」を始動しました。出演は、舞踏家吉本大輔さん、平井優子さん、川口隆夫さん、音楽は辺見康孝さん。振付は、バンカートスクールでも講師を務めた白井剛さんです。今回新・港村で始まった第一段階のワークインプログレスですが、当初15分くらいの予定だった試演がすでに40分の作品として上演されました。LED照明、舞台美術、映像、音楽、サウンドインスタレーション、そしてもちろんダンスと、いわゆる舞踏公演ではあまりないマルチメディアの作品でした。本公演初演は来年香港で予定しています。その後の日本公演が待ち遠しいです。





2011年10月15日土曜日

大野一雄フェスティバル2011                      New Piece Projectレジーヌ・ショピノ 「In Situ Yokohama」(今ここで)

フランスの振付家レジーヌ・ショピノが、新・港村に滞在し7人の参加者と公開ワークショップとワークインプログレスの成果発表を行いました。ワークショップ参加者は、ダンサー、役者、パフォーマンスアーティストといろいろなバックグラウンドの人たちです。音楽はバンカートではおなじみのオムトンのふたり、Chang-Nong
とTKO。ワークショップから公演までずっと即興生演奏という贅沢な時間でした。成果発表はエンドピースではありませんが、ショピノさんの人柄とワークショップ参加者のコミュニケーションが感じられる暖かい舞台でした。公演にはフランス大使館の文化参事官ベルトラン・フォール氏も来場されました。









2011年10月9日日曜日

高井富子~形而情學を巡る旅


大野一雄フェスティバル2011関連プログラムでシンポジウムを開催しました。
テーマは、5月に80歳で急逝された舞踏家高井富子さんについてです。高井さんは、1960年代から土方巽の公演に参加し、大野一雄さん亡き後は、舞踏の世界では最高齢のダンサーでした。大野一雄フェスティバルにもこれまで3回ご出演頂きました。慶應大学アートセンター土方アーカイブの森下隆さん、高井さんをよく知る舞踊評論の合田成男さんと舞踏家の中嶋夏さん、また飛び入りで舞踏家の玉野黄市さんに参加して頂き、短い時間ですが貴重なお話しを伺いました。





ソケリッサ! 新世界ワルツ


大野一雄フェスティバル2011第2週のプログラムは、ソケリッサ!
の「新世界ワルツ」でした。ソケリッサは、振付のアオキ裕キさんと男性ダンサーのグループです。「ソケリッサ」という名前は、実はアオキさんの造語。「前に進もう」「頑張ろう」という意味で考案したそうです。ちょっとスペイン語みたいに聞こえる、元気の出る響きですね。ソケリッサのダンサー達は路上生活者か元路上生活者。ダンスの技術を学んだ経験は無いけれど、踊る喜びや悲しみがストレートに客席に伝わってきました。






2011年10月1日土曜日

シンポジウム「YANO」開催


Cゾーンの新・港村ホールで大野一雄フェスティバルの関連プログラムとして、
シンポジウムが開催されました。
テーマは、矢野英征という、1970年代から80年代にかけてフランスで活躍した日本人舞踊家のことです。

日本では全く知られていませんが、矢野英征はフランス現代舞踊の創生に大きな影響を与え、今なお人々の記憶に残る舞踊家です。フランスでは数年前に「YANO」という分厚い本も出版されました。
このシンポジウムでは、矢野さんと個人的にも親しく、日仏での公演を見てきた舞踊評論家、長谷川六さんに基調報告を頂きました。




2011年9月30日金曜日

大野一雄フェスティバル2011オープニング



大野一雄フェスティバル2011が始まりました。
大野フェスは2004年から始まり、今回で第8回を迎えます。今年も全体で50数名の参加者とともに、約1ヶ月間14回の公演と、展示、シンポジウムなどを行います。海外からはフランス、アメリカ、中国といろいろな国から参加してもらいます。オープニング公演は、フランスのコンテンポラリーダンスを代表するカリーヌ・サポルタによる作品「Taste
of Life」のプレビューで幕を開けました。出演はカリーヌ・サポルタカンパニーのテス・ブランシャールと大野フェスではおなじみのプロジェクト大山。多くの皆さんにお越し頂きました。